Flex ActionScript 関連覚書などなど

FlashDevelop3.0.0 Beta4が出ましたね。
設定の仕方は、こちら
[IDE]ActionScript3.0(Flex3・AIR)の開発環境構築(1)
[IDE]ActionScript3.0(Flex3・AIR)の開発環境構築(2)
に書きましたが、少し設定の方法も変わったようなので、
FlashDevelop3.0.0 Beta4でFlex/AIR対応させるやり方を新しく書きます。
(自分用の備忘録に近いですが・・・)

まず、FlashDevelop3.0.0をインストールをしましょう。
とりあえずFlashDevelopを起動できるところまでいったら、
文字コードの設定をします。
Tools -> Program Settings で、設定ダイアログを開きます。
左側の項目からMain FlashDevelopを選択し、「その他」の項目の「Default CodePage」
をUTF8にします。ドロップダウンで選択するだけなので簡単ですが、
この設定をしないと日本語のコメントなどがかけません。

続いてFlex3コンパイラの設定をします。
設定ダイアログの左側の項目から、Plugins AS3Contextを選択し、
「Flex 2 SDK Location」の項目にFlex3のパスを指定します。
この指定をするときに結構間違うらしいのですが、mxmlcなどがあるbinフォルダ
をしていると上手く動きません。その上のbinフォルダを含むフォルダを指定です。

それから、コード補完用のファイルを設定します。その辺の設定は、
[IDE]ActionScript3.0(Flex3・AIR)の開発環境構築(1)のままですね。

そしてここがBeta4のキモです。なんとこのままではコンパイルが上手くいきません。
Flex3 Beta3ではfcshが日本語対応したためにFlashDevelopで上手く動かなくなっているのだそうです。ちなみにfcshとは、コンパイルの状態をキャッシュして二度目以降のコンパイル速度を上げるものです。Flex3のsdkには同梱されています。
[ActionScript3]FlashDevelopとFlex 3 SDK beta 2の相性が悪いのを何とかする
こちらの記事を参考にコンパイラの設定を直します。
sdkのbinフォルダ内に「jvm.config」というファイルがあるので、このファイルをエディタで開きます。

# Arguments to VM
java.args=-Xmx384m -Dsun.io.useCanonCaches=false

この部分を、

# Arguments to VM
java.args=-Xmx384m -Dsun.io.useCanonCaches=false -Duser.language=en

と追記して保存しておきます。これでfcshが英語で起動するようです。

とりあえず、ここまででFlashDevelopでコンパイルができるはずです。チェックしてみましょう。

AIRプロジェクトの設定についてはほとんど、[IDE]ActionScript3.0(Flex3・AIR)の開発環境構築(2)と同じですが、色々バージョンアップして違うところもあるので、また次回書きます。

ではでは。

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