前回の続きです。
前回はFlashDevelopのインストールから、Flex3のSDKを適応し、
コード補完をできるようにするところまででした。
今回は、AIRの開発用のProjectTempleteを作ります。
まずは、FlashDevelopをインストールしたフォルダを確認してください。
特に変更せずにインストールしていれば、
(Windowsなら)C:\Program Files\FlashDevelop\だと思います。
そこからさらにもぐって、
C:\Program Files\FlashDevelop\FirstRun\Templates\ProjectTemplates\
を確認します。
[ProjectTemplates]フォルダ内には、
[00 ActionScript 2 - Empty Project]~[08 HaXe - Default Project]までの
プロジェクトテンプレートファイルがあります。
どれでも良いですが、とりあえず[06 ActionScript 3 - Default Project]をコピーして、
[09 Air - Default Project]という名前にリネームします。
これで、Air用の新しいプロジェクトができました。
FlashDevelop再起動後にnew Projectで確認できると思います。
次はAirプロジェクトのコンパイル設定です。
swfをAirアプリにするためには、application descriptor fileというxmlファイルが必要です。
new Projectの際に自動でこのファイルができるように、
[09 Air - Default Project]フォルダ内にapplication.xmlというファイルを作っておきましょう。
< ?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <application xmlns="http://ns.adobe.com/air/application/1.0.M4" appId="net.jinten.air.hoge" version="0.1"> <name>hoge</name> <title>hoge</title> <rootcontent width="480" height="640" systemChrome="standard" transparent="false" visible="true"> hoge.swf </rootcontent> </application>
これで新規プロジェクトの際には、自動的にapplication.xmlというファイルができることになります。
次にコンパイルのオプションを設定します。
[09 Air - Default Project]フォルダ内の Project.as3proj というファイルをメモ帳で開いてみてください。
中身はXML形式で書かれています。
まず、build という項目に以下を追記します。
<build> <option additional="+configname=air" /> ・ ・ ・ </build>
続いて、
postbuildCommand という項目を以下のように修正します。
<postbuildcommand alwaysRun="False"> "C:\path\to\flex3_sdk\bin\adl.exe" application.xml </postbuildcommand>
adlへのパスは環境に合わせてください。
これで設定は終了です。
FlashDevelopを再起動し、Airプロジェクトを新規で作ってください。
自動で作られたapplicaiton.xml内のrootContentで指定するswfを適当に調整し、
F8でAirアプリの完成です。
Jungle Java – ActionScript の開発…
MOONGIFT で紹介されていて知ったのですが、「FlashDevelop」 という ActionScript の開発環境が公開されていて、無償で使用できます。
少 (more…)
Add Your Comment