Flex ActionScript 関連覚書などなど

先週の8月6日、Sendai.as#02を開催しました。
発表者の方々、参加してくれた方々お疲れ様でした。
それから東北工業大学の皆様、多数の発表から会場まで諸々ありがとうございました。

今回は会場に東北工業大学のご協力いただき、また多数の学生発表者にも参加いただきました。学生の方々に関しては、研究発表とは少し雰囲気も違ったので緊張されてしまったかもしれませんが、もっとゆるい気持ちで望んでもらえるようこれからもっとがんばりたいと思います。

新しいもの、面白いもの、きっと東北にはまだまだたくさんあると思いますので、また次回開催の際には、ぜひ皆さんご参加ください。
発表してみたいという方、随時募集中ですのでぜひご連絡を。
発表だけでなく、こんなの取り上げて欲しいとか、何かあればとりあえずはご連絡を。

今回のSendai.asについて詳細は以下です。

回覧板の記事を作成するAIRアプリケーションの開発

一番手は東北工業大学大学院の松本さん。Flexアプリで地域の回覧板システムを作成するという研究をされているという事です。こういった形で、Flexのシステムが色々な場面で使われていく可能性がある、という意味でとても興味深い発表でした。

デザインとロジックの分離

二番手は富士通東北システムズの野呂さん。FlexにはMXMLがありデザインとロジックが分離できます・・・といいながら、実際にはなかなか分離できません。プログラマだけで作業しているなら気持ち的には分離できますが、デザイナーとプログラマで共同で作業するとなると、どうしてもmxml内にスクリプト(の一部)が混ざってしまったりします。
そのあたりの解決法の一例を出していただきました。

遠隔地での議論を支援するAIRアプリケーションの開発

三番手は東北工業大学大学院の諏訪さん。付箋を使ってネットワーク上で議論を行うためのシステムを作成されています。とりあえず完成度が高いです。しかもプログラムは研究のために独学で学んだというので、さらに驚きです。

WEBカメラを使ったUIで遊ぶ

四番手は僕こと、陣天のブログ主です。
今回はASSURFというライブラリを使って、顔認識を実装、デモしました。最終的には顔の方向やグーチョキパーのサインで画面を操作する、という目標だったのですが、そこまでいけず。残念でした。ASSURFはMITライセンスなのですが、内部のSURFというアルゴリズムには特許があるとか無いとか・・・。

コーディネートを支援する情報機器でのシミュレートモデル開発

五番手は東北工業大学の大内さんと星合さん。
iPad的な端末を利用して、画面上で試着をする、自分のコーディネートをチェックするといったコンセプトモデルの発表をしていただきました。コンセプトなので全体はできていないようですが、一部がFlexで作成されています。スマートフォンの普及など考えれば、現実的にすぐあり得そうな内容です。

Flash CatalystCS5の紹介

大トリはアドビシステムズ株式会社の轟さん。
FlashCatalystの機能紹介をしていただきました。野呂さんの発表もデザインとロジックの分離についてだったことを考えると、やはりこの分野が今熱いということでしょうか。
わざわざ東京から仙台まで来ていただいて感謝です。

今回は6人の方に発表していただきました。
ありがとうございました!

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